約65年前迄は、熱硬化性樹脂(フェノール・メラミン等々)が主流で、非生産的なコンプレッション成形でした。昔の黒電話器がそうです。
熱可ソウ性樹脂が、まさに大量生産の始まりで射出成形が、時代と共に右肩上がりに
成長し、約25年前のバブル崩壊まで続いたと言えます。その後の日本はまさに、失われた25年の間に、仕事(物作り)が激減し、特に大量生産は日本には残っていないと言えます。我々の様な末端の零細企業が生き残るためには、発想を変えざるをえません。徹底的に合理化した安価な型で対抗し、少量生産のみに特化する事です。
大量生産時代以前のコンプレッショん成形の時代に戻ったと考えております。
昔の様に手間と時間をかけて、成形品は高くなりますが、型費含めトータルコストでメリットを感じてもらえることが重要です。数量が少なく、複雑な成形品ほど歓迎です。簡易転写型も、非常に面白い展開が可能と考えています。
又次の機会に。
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